20062008
平成19年度(2007) 演劇部会技術講習会報告


日時:7月7日(土)
会場:前橋市総合福祉会館(第四コミュニティーセンター)
内容:演出ワークショップ・創作脚本の作り方
講師:大島政昭先生   ・中村勉先生(甲府昭和高校顧問)

午前中
大島政昭先生による演出ワークショップ。
事前に課されたミニ台本三本を各学校単位で発表し、大島先生とともにそれを少しずつ練り上げる
という形式で進みました。
同じ台本でも、それぞれの学校の工夫・演出に大島先生のアドバイスがさらに加わり、それぞれ
全く違った印象を受けた作品となりました。

 

午後
中村勉先生による創作脚本の作り方についての講義でした。今や全国大会、関東大会の常連校の域
に達しつつある山梨県立甲府昭和高校演劇部の活動の様子もまじえ、先生が創作台本を執筆したり
実際に芝居を作ったりする上で気をつけていることなどを惜しみなく披露してくださいました。

・"演劇的"であるとは? 〜チワワは"演劇的"ではない
 ライトノベルと演劇の違い(ネット台本の問題点)
・登場人物が何か目的に向かって努力すること+それを阻む障害 が大切
(その際、独りよがりな葛藤ではなく、観客の共感を呼ぶことを考える)
・場面設定、人物の関係性
・行動、動きが人に伝える。台詞で伝えるのは、芝居全体の2割程度でよい。




※紀要bS2のレポートもご覧下さい。



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