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平成15年度(2003) 演劇部会技術講習会報告
生徒技術講習会
日時:平成15年8月1日(土)
会場:新島学園短期大学体育館
内容:演技・インプロ
講師:マイケル・ディスタシオ氏(東放学園)
インプロゲーム例
◆ブルーベリーパイ
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キャスト…お母さん 息子または娘 医者 救急車の運転手2人
演出家 カチンコオペレーター
小道具……テーブル 椅子2 料理用ボウル かき混ぜ用スプーン
カチンコ 電話2 メガホン
演出家がメガホンを持ち、舞台上手よりディレクターズチェアに座っている。
母は舞台中央下手寄りにいて、ボウルに入ったパイ生地をかき混ぜている。
カチンコ係が舞台上手より中央前に出てくる。
演出家 「オーケー、みんな位置について。」
カチンコ係「ブルーベリーパイ、テイクワン。」
演出家 「アクション!」
子供がスキップしながら部屋に入ってくる(上手から)
子供 「お母さん! 何作ってるの?」
母 「これはブルーベリーパイよ。良い子ちゃん。」
子供 「味見していい?」
母 「もちろん!」
子供、一口食べるとむせかえり、床に倒れ込む。
母親は電話に駆け寄る。
電話のSE
医者、救急隊員達、電話の音とともに上手舞台中央に出てくる
母 「お医者さん、お医者さん、子供が倒れたんです! 喉に、
食べ物詰まらせて!」
医者 「何を食べたんですか?」
母 「ブルーベリーパイです!」
医者 「すぐに伺います!」
子供に近寄る医者。
救急隊員は救急車のサイレンを表現出し続ける(頭上で片手を回す・
ピーポーピーポー……と声を出す)
医者は子供の手首をつかみあげ、脈を取って、
医者 「死んでる!」
救急隊員達が子供を運び出そうとした時、演出家が椅子から激しく
立ち上がりながら叫ぶ。
演出家 「カット、カット、カット! だめ! 早すぎ! もっと
ゆっくりやってみせて!」
役者たち 「ゆっくり……」
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「ゆっくり」と言われたら、「テイクツー」として、同じ内容を、全員スローモーにやる。
以下同様に、
「もっと悲しく!」→大泣きしながらやる
「もっと楽しく!」→ばか笑いしながらやる
「もっと情熱的に!」→オーバーアクションで
◆アルファベット
状況〜居酒屋で久しぶりに同級生が会う
前の人が言った台詞の最後の文字を、次の人が最初に使って(即興で)台詞を言う。
※紀要bR8のレポートも御覧ください。
顧問研修会
日時:平成15年11月26日(水)
会場:新田暁高校
内容:著作権講習
講師:岩野守良(高崎東高校)
※紀要bR8のレポートも御覧ください。
群馬の高校演劇