20002002
平成13年度(2001) 演劇部会技術講習会報告


顧問研修会
日時:平成14年3月13日(水)
会場:前橋東商業高校
内容:「台本作り」
講師:飯田宏敞(前橋東商業)・青山一也(伊勢崎工業)・原澤毅一(安中)

飯田先生の講義
『県大会参加作品上演台本』より、「恐ろしい箱」「後光がさして困っちゃう★」の
台本分析、および台詞をつくるにあたってのポイント。
・物語の筋立てはどうなっているのか 〜芝居は不満・劣等感・不安から生まれる
                  〜魅力ある主人公に出会う
                  〜性格を如実に感じさせるシーンがある
・台詞にどんな特徴があるのか    〜日常的な言語と劇的な言語の相違を認識
                  〜直接的な指示語→役者が動きやすい
                  〜新鮮な話しことばを集める
                  〜ものについての蘊蓄をかたむける
・ト書きをどのように書き込んでいるのか 〜行動指示=台詞のもつ意味をト書きで指示

原澤・青山両先生による解説〜意識していること
・乱暴/下品な言葉を使う人々=言葉の「圧力」(←それらを使う人に対する恐怖)
・演劇的な言葉と日常の言葉の邂逅
・日常を書く
・言葉のリズム〜一人分の台詞の中のリズム、かけあいのリズム
・ストレートな表現は一作品に1回まで(なるべく避ける)
・説明台詞は入れない、ムダを削る


※紀要bR6のレポートも御覧ください。



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